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新型コロナウイルス陽性者の発生について(第4報)
2022-08-10
関係各位


特別養護老人ホーム職員の新型コロナウイルス感染について(第4報)


平素より格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申しあげます。

さて、先般よりご報告申し上げております、新型コロナウイルス陽性者の対応状況について、ここまでの経緯をまとめましたので、ご一読くださいませ。

8月3日(水)に最初に陽性が判明したAユニットの介護職員に続き、8月4日(木)にBユニットとFユニットの介護職員1名ずつの陽性が判明しました。各職員の陽性が判明する前日、体調不良を認めた時点で接触者をリストアップして、居室にて隔離対応をとっておりましたが、8月5日(金)にFユニット、6日(土)にはBユニットのご入居者1名ずつの陽性が判明しました。直ちに嘱託医及び津保健所と協議しましたが、陽性者のお2人とも軽症であることから入院調整ができずに、施設内療養となりました。

Fユニットについては、職員1名、入居者1名が陽性となりましたが、残り皆さんは抗原検査を2日続けて実施して陰性であり、現在は1名の陽性者の介護にあたっております。

ただ、Bユニットについては、陽性となったご入居者と普段から同じテーブルでお食事をされている2名が陽性となりました。症状を認めた時点で皆さんの隔離をしましたが、残念ながら間に合いませんでした。合わせて入居者3名が陽性となり施設内療養中で、この数日間はこのユニット内で留められている状態です。

ご入居者の陽性が判明した時点より、陽性者がいる居室及びユニットを隔離、陽性者がいるユニット同士で夜勤が組めるように調整し、陽性者のいないユニットの職員と完全に分離しておりましたが、Bユニットで最初に陽性となったご入居者やその後に陽性となった方が症状を認めていない時点で対応にあたっていた職員、さらには離脱した職員の代わりに臨時異動を受けた職員が相次いで感染し、このままでは通常業務をこなせなくなると判断し、食事時間の調整や必要最低限の業務に絞った形で、通常よりも少ないシフトで業務を回せるよう、大幅にオペレーションを変更し、必要最低人員でローテーションを回しながら、離脱した職員がいればその代わりに陽性者のいないユニットから臨時異動をお願いする形で、何とか最低限の生活を維持している状態でございます。

8月9日(火)には、三重県の感染対策チーム2名にお越しいただき、これまでの状況を説明し、現状とっている感染対策、ゾーニングの対応について、現場を点検いただき、しっかりと対応できていると評価いただきました。現時点ではクラスターと呼ぶ状況ではないでしょうとご説明いただきました。またいくつか新たにアドバイスも頂いたので、それまでの対策に追加して対応にあたっている次第であります。

現在、施設内療養中の直近の陽性者の療養期間が8月17日(水)に満了する予定です。少なくとも、それまでの間のご家族のご面会等について、またショートステイの新規受け入れについては、中止したいと思っております。

また、再開の目処がつきましたら、こちらから改めてご連絡致しますので、もうしばらくの間お時間を頂戴できたらと思っておりますので、ご理解とご協⼒のほど、宜しくお願い申し上げます。


令和4年8月10日

社会福祉法人弘仁会
特別養護老人ホーム美里ヒルズ
施設長 世古口正臣
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